不登校に悩むお母さんへ 1月

早く回復させたいという願い

お子さんが不登校・ひきこもりになると

お母さんが
カウンセリングや思春期外来に連れて行こうとしても
なかなかお子さんは動きません。

お子さんは、不登校になるくらい
エネルギーが枯渇しているのですから
そう簡単には動けないです。

でも、お母さんの気持ちとしては

カウンセリングや思春期外来に連れて行って
心身共に適切な処置をしてもらわないと
心配ですよね。

そして、専門家に診てもらいながら
安心してお子さんを見守り
1日でも早く不登校・ひきこもりから回復させたい。

こんなお母さんの心の叫びが感じられます。

子どもがどこにも行きたがらない時

お子さんがカウンセリングや思春期外来の受診を
嫌がった時にどうするか?

それは

====================
お母さんがお子さんのカウンセラーになる

====================

ことです。

結論から言うと、
お母さんはお子さんのカウンセラーに
必ずなれます。

お子さんにしてみると
いつもそばにカウンセラーがついているのですから
こんなに安心なことはありません。

お母さんはあることを意識するだけで
お子さんのカウンセラーになれるんです。

カウンセラーになるためにお母さんがすべきこと

まずは、お子さんをよく観察することです。

じーっと見ることではなく、
さりげなく変化を感じ取ることです。

今日は元気そうだな、とか
昨日まではできなかったのに、今日はやろうとしているな、とか
これに興味があるんだな
これが好きなのか、こうすれば食べられるのか、などなど

お子さんの状態、変化に意識を向けます。

意識を向けると、よく見えてきます。
よく見えてくるとお母さんのエネルギーが働きます。

=========================
お子さんを観察し、意識を向け、変化に気づく
ことを続くていくことで
お子さんの状態が変わっていきます。
=========================

さらに良いカウンセラーのなるためのコツ

そうはいっても、本当にこれでいいのか
心配だと思います。

その時は、本職のカウンセラーに
あらかじめお母さんがアドバイスをもらっておく
ことがポイントです。

直接、お子さんと相対するのはお母さんですが

カウンセラーに相談し、具体的な対処の仕方など
道筋は作っておいたほうがいいです。

何か困った時は本職に相談です。

でも、日常的に接しているのはお母さんですから
お子さんのカウンセラーはお母さんです。

 

お母さんは良いエネルギーを向けることができる

お母さんがお子さんをよく観察し、
意識を向けることで

お母さんのエネルギーがお子さんに伝わります。

エネルギーが伝わり、お子さんが少しずつ
変化していくとしたら

お母さんの意識が現実を変えていく
ということになりますね。

そうです、
お母さんの意識がお子さんにエネルギーを与え
お子さんを動かしていく
ことにつながっていくのです。

このエネルギーの力は
お母さんの愛情とも言い換えることが
できるでしょうね。

お子さんにとって大いなる存在である
お母さんです。

 

藤田みどり

Follow me!