最短距離の不登校解決

自粛解除で学校が再開

コロナ感染防止による自粛が解除され、
6月から学校が再開されました。

分散登校という形で、毎日登校ではない地域も
あるようですが、
3月からほぼ3ヶ月間の休校期間を経て、
学校が始まりました。

お子さんの不登校に悩んできたお母さんたちは
この学校の再開に、お子さんと共に
どのように向き合っているのでしょうか。

不登校でなくても、3ヶ月のブランクがあり、
学校にすんなりと適応できるか?
不安を感じながらの学校生活が
始まっていることでしょう。

不登校であればなおのこと。
中には「もっと休校が続いてほしい」と思うお子さんも
多いかもしれません。

やっぱり学校に行ってほしい!

そんな中で、お母さんの気持ちとして
「これだけ休めたのだから、心身ともに回復して
もしかしたら学校に毎日登校できるかもしれない!」
という期待を寄せているお母さんも
いるかもしれません。

 

実際、6月第1週の分散登校日に、
「いけると思っていたのに、やっぱりダメだった」
と言って、肩を落としているお母さんもいました。

お母さんは、
やっぱり子どもには
普通に学校に登校してほしい!
という切実な願いがあるのですよね。

・私の元に生まれてきてくれて感謝の気持ちで一杯だ。
・かけがえのない大事な我が子だ。
・無条件の愛で我が子を包み込む大切さもはわかる。

でも、でも、だからこそ、
我が子には学校でみんなと同じように教育を受けて
生きていくために大切な力を
つけてほしいのです!!!

 

こんなお母さんの本音をよく聞きます。

お母さんが取り組むべき課題

お母さんの心の本音は一旦横に置いて、
見る角度を変えてみましょう。

お母さんが今できることは何でしょうか?
お母さんが取り組めることは何でしょうか?

大人もそうですが、
人を変えることはそう簡単にはできません。

子どもを変えることもそう簡単ではありません。

ましてや、不登校という課題を抱えている
思春期の子供を変えることは
容易ではありません。

そうだとしたら、自分が変わって
見方や感じ方を変えるしかありません。
むしろ、自分が変割った方が何倍も速いスピードで
現実が変化していきます。

自分が「変わろう!」と意識し、実行するだけで
現実が変わるとしたら
こんなに効率的なことはありません。

試してみませんか?

自分の内側を見つめる

お子さんに対する声かけや態度を変えることは、
表面的な「変える」です。

ここで言う「変える」と言うことは
お母さんの心を見つめることで
内面から「変わる」と言うことです。

早速やってみましょう!!

難しくはありません。
落ち着ける場所で、目を瞑って
湧き上がってくる自分の感情に意識を向けるのです。

例えば、お子さんやご家族との関係に目を向けたり、
職場の対人関係に目を向けてみる。

すると、今まで気づかないふりをしてきた
怒りや憎しみ、恐れが、
炎のように湧いてくるかもしれません。

どんどん湧き上がってきたらしめたものです。
悔しくて悔しくて涙が溢れ出してくるかもしれません。

ここで怖がらないで!
しっかりと感情を感じ取ってください。

こんなに悔しい思いでいっぱいだったんだ!
自分はこんなにも悔しさ、憎しみ、怒りを抱えてきたんだね!

と自分を抱きしめてください。

また、時には、人間関係のみならず、
こんなテーマで自分に聞いてみてください。

それは、
制約がなかったら本当はどんな仕事をやりたいですか?
そこでどのような力を発揮したいですか?
などを見つめてみるのもいいですね。

 

お子さんが大事なら、まずは自分を大事にする

自分の内側の感情丁寧に見つめてください。
何度も何度も見つめてください。
そして、自分の本当の感情に気づいてあげてください。

自分の心の内側を見つめることは
今まで忙しさに押し流されて、大事にしてこなかった自分に
やっと丁寧に向き合っていくことを表しています。

お子さんの不登校という現実に向き合う中で、
今までいかに自分を簡単に扱っていたかに
気づくことができたのです。

・自分を一番知っているのはあなたです。
・自分の本当の気持ちを知っているのもあなたです。
・自分が本当にやりたいことを知っているのも、あなた。

そして、お子さんの不登校の解決に向けて
どうして行ったらいいか、
知っているのも自分なのです。

 

 

藤田みどり

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