不登校回復に向けて、お母さんの心の叫びをキャッチする

お子さんの身体症状とお母さんの体

お子さんが不登校になり始めの頃は、身体症状を伴っていることも多く、
苦しんでいるお子さんを見ているだけで、お母さん自身も苦しくて。。
というような経験はありませんか。

不登校を経験している多くのお母さんが
このような思いをしていると思います。

でも、しばらく家で身体を休めていると、
徐々に体力が回復してくるようです。
それに伴って気力もアップしてきます。

いい傾向ですね。

さて、お母さんの体の状態をみてみると、かなり疲れているはずです。

自分の体は二の次三の次で、お子さんの回復に

全力を傾けてきたからです。

 

お母さんの心も悲鳴を上げている

「心の悲鳴に耳を傾けること」 これが大事です。

例えば、

本当はみんなと同じように学校に行って欲しかった!

なんでうちの子ばかりが不登校になってしまったのか。

私の子育てのどこがいけなかったのか?

我が子の将来はもう終わってしまったのか。

子供に期待を寄せていたのにがっかりな気持ち、残念な思いが
心の奥底にたまっているかもしれません。

お母さん、その気持ちに蓋をしないで!

お母さんが変化していくための大事なポイントがここです。

お母さんの本当の気持ちに蓋をしてはいけません。

心が一時的に苦しくなっても、怒りがこみ上げてきても、

自分の本当の気持ちに向き合ってみてください。

 

今どんな気持ちを持っているのか。
辛い、苦しい、悲しい、怒りでいっぱい。。。。

湧き上がってくる全ての思いを感じてみてください。

具体的な手放し方

今の気持ちを十分感じた。自分の本当の気持ちがわかった。
そして、もうそのような気持ちとはおさらばしたくなったら

残念な思い、悔しい思い、怒り、悲しみなどを
手放してしまいましょう。

・本当の気持ちを紙に書きなぐって、ビリビリに破いて捨てる。
・気持ちを十分に感じ切った後、滝のような水をイメージして、ザーッと流してしまう。
・信頼できる人に聞いてもらう。
・カウンセリングを受けてたっぷり聞いてもらう。

などの方法がオススメです。

 

我が子が生まれた時の、お母さんの思いを抱きしめる

ここで、生まれた時の、お子さんを手に抱いた時の気持ちを
思い出して欲しいんです。

お子さんはお母さんの元に生まれてきてくれた。

お母さんは、我が子を手にした時、喜びに満ち溢れ、
自分の命に引き換えても、
大事に育てていこうと決心したはずです。

この世に誕生してくれた命に心から感謝していたはずです。

 

そうです!

お子さんは命そのものであり

お母さんに命という愛を与えてくれたのです。

 

その時の原点に立ち返り、命あること、生きていること

これがどれほど素晴らしいことか改めて感じてみてください。

するとね、

学校に行く、行かない

勉強する、しない

ゲームばっかり、昼夜逆転、ネット三昧

こんなことが、なんだかちっぽけなことに思えてきませんか?

こんな状況は、命あってのこと。

生きているからこそ、このような経験もできるのです。

 

生まれた時の命、愛に溢れた我が子をもう一度思い出して

我が子を命そのものとして抱きしめてください。

お母さんのイメージの中で抱きしめてみてください。

 

藤田みどり

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