私の心の秘密を打ち明けます

今まで1回も触れてこなかった、私の心の秘密

それは、私と義母とのことです。

もう15年以上前のことです。

その当時から、義母とは離れて暮らしています。

でも、子供が生まれてから
何かにつけては、よく上京してきました。

子供が生まれて間もなくのことです。
こんなことがありました。

私は3時間おきの授乳にくたびれ果て
義母が来た時に、うっかりお茶を出し忘れたことがありました。

対応も、子供が生まれてから以前ほど丁寧に
お義母様として扱う、時間的かつ精神的余裕が無くなっていたのでしょう。

「あんたに話したいことがあるから、そこに座りなさい」

ある日、義母は私にこういうと、驚くような言葉を
私に言ったのです。

 

以下義母の発言です。

「あんたに何でこんなぞんざいな扱いを受けなければいけないのか?」

「今まで、あんたに言いたかったこというわ。よーく聞きなさい。」

料理が下手くそ
母親の育て方が悪いんとちゃうか?

「夏で暑いのはわかるけど、子供の授乳の時、
上着を床に放って授乳するなんてはしたない。
女とは言えない!

「あんたが気になっていることは、家を掃除することだけ。
そんなことはどうでもよろしい。うまい料理の一つでも
作ったらどうなのか。むしろ、家が綺麗だと私の居心地が悪い!

私はまずは黙って聞いていました。
何と言っても義母ですし、年上です。

しかし、私の母親のことについては許せません。

ここについてはしっかりと反論いたしました。

とっても不服そうな顔をしていました。

そもそも、夫が義母に、家の鍵を渡しているので
いつでも彼女の好きな時に我が家に、
何の連絡もなしに
チャイムすら鳴らさずに
家に入って来ていました。

嫌だなあと思って夫に話しても
「いいじゃん、お母ちゃんだから。いつでも好きな時に
こさせてやってよ」
とまともに取り合ってくれませんでした。

離婚も考えました!

この話を親しい友達にすると

「私だったら、こんなクソババーとは、もう二度と会わないよ!
こんな話、今の時代にありえないし。
江戸時代の嫁姑の話?。私だったら、その場で
このクソババー、消えろ!!!って言ってるし、
即離婚だよ」と。

さらに、
「何で、我慢しちゃったの?自分をもっと大事にしなきゃ

私って、我慢してしまったのかな。

子供のことを考えると
自分の感情だけでは大きな決断をすることはできず
結局、離婚も押しとどまりました。

今となっては、離婚しなくてよかった!と思っています。

心の奥底の「怒り」から「私の学びへ」と

でも、その当時は心に大きな傷を負いました。
悔しかったし、
「どんなことがあってもこの人を母親とは思わない」と
決めたほどです。

しかし、時の力は大きい。
今はもう怒りではなくなっているのです。

あのように言うしかなかった義母の
余裕のない、悲しい姿が思い浮かびます。

また、義母の発言も、私の心の投影だったのではないか?
とさえ思います。

私は、自分に対して怒っていた。

もっと自分をわかりなさい
自分の本当の気持ちをわかって!

こんな風に自分で自分のことを怒っていたのかもしれません。

その時はひどいことを言われたと感じましたが
義母のあの時の言葉から
今ではそれが愛であったとさえ感じます。

心からそう思います。

藤田みどり

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