お母さんの3つの変化で不登校解決

不登校は解決できる

私は、息子が不登校を経験し、乗り越えた今、
「不登校は解決できる」
ということを感じています。

この「解決できる」という意味は
必ずしも「学校に戻る」という意味ではありません。

「自分の足で立ち上がり、
自分を表現しようとする力が回復すること」

を意味しています。

不登校であっても、
自分を取り戻し、自己表現することで
自分らしく生きることができる。

私は息子の体験から、そして元教師としての経験から
そう信じています。

お母さんのチェンジで不登校からチェンジ

そうは言っても、本人は自信を失い、心身ともに
動けない状態になっています。

ですから、本人に働きかける前に、
周りが変わって行きましょう。

つまり、本人ではなく
お母さんがチェンジして行けばいいのです。

お母さんが変わって行くことで、
本人に与える影響はとっても大きいです。

お母さんの変化の影響を受けて
生き生きと、自信をもって表現出来るお子さんにチェンジ
していきます。

ステップ1 お母さんの言葉チェンジ

そのためにはどうしたらいいでしょうか。

まずはお母さんの「余計な言葉がけ」を少なく
しましょう。

お母さんの心配から何かを言うのではなく、
言わないようにするだけです。

お子さんが不登校になるお母さんの傾向として
心配性、過干渉、先回りが多いと思います。

お母さんのその一言が
子供のエネルギーを奪っています。

本人が言い出すまで、まずは待ちます。

例えば、
「明日、学校行けそう?」「保健室登校してみる?」
などの言葉がけは一旦待ちます。

子供が何か言ってくるまで言わないで
じっと待ちましょう。

ステップ2 お母さんの聞く態度チェンジ

お子さんが何か言ってきたら、
途中で自分の意見を挟まず、

とにかく聞くことに徹することです。

お子さんの話をじっくり聞くことです。

今まで、いかに聞いてこなかったかに
気づくと思います。

でも、話の途中で、
そうなんだね、とか、辛かったね

など、共感を表す言葉は入れてくださいね。

ステップ3 お母さんの心チェンジ

「心配で先回り」することをやめてみましょう。

お子さんが不登校になって、
「この先どうなるんだろう?」と

不安になる気持ちはわかります。

でも、心配して、先回りして、
あれこれ提案したところで

お子さんんがすぐに動けるとは限りません。
むしろ、お母さんの先回りを
お子さんが見抜いています。

苦しい陣痛の痛みを乗り越えて、
(帝王切開の痛みを乗り越えて)

お子さんを誕生させたお母さんです。

不登校を解決するために腹を決めてください。
多少時間がかかるかもしれませんが、
「必ず解決し、子供が元気になる」

と決めてください。決めることがポイント!

お母さんの気持ちを「不安」から
「きっと大丈夫!」

に変えましょう。
きちんとした根拠なんてなくていいんです。

不安な気持ちになったら、
「きっと大丈夫!」と思いましょう。
そう思うと、不思議なもので
大丈夫な方向に動いていきます。

そういうお母さんの心の変化は、
お子さんに「安心感」として伝わっていきます。

まとめ

お子さんの不登校は必ず解決していきます。
それには、お母さんのチェンジが必要です。

ステップ1 言葉がけを少なくして、待つことが必要。
ステップ2 お子さんが話してきたら、聞くことに徹する
ステップ3 お母さんが不安な気持ちから
      絶対大丈夫!と信じることです。

 

藤田みどり

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